成果のために泥臭い仕事もやる

やりたい仕事ではなく必要な仕事をやる、と考えていても、気持ちは嫌になることもある。

私はシステムの基盤を作り運用する仕事をしている。社内のデータサイエンティストが基盤の上に機械学習モデルを搭載し、一機能として提供している。専門用語が多いが、システムのためのシステムを作ってて、社内の人に使ってもらうシステムが基盤なんだな、と思って貰えば十分だ。

基盤の仕事の場合、社内の人か使いやすくするのは重要だ。インターフェースを分かりやすくするのも大事だし、ドキュメントを整備するのも大事だ。

特にドキュメント整備はすごく大事なのだけど、あまり好きじゃない。特にやり始める時が大変だ。結構泥臭い仕事だから。だけど、ドキュメントが整備されてないシステムはどう使えば良いか分からないので、浸透には絶対必要だ。浸透しなければ使われないので、基盤を作った意味がなくなってしまう。

なんなら、ドキュメントに書いてあることを質問する人もいる。そういう時はドキュメントを引用して答えたり、探すのが難しかった原因をヒアリングしたりする。つまり、ドキュメントを作るだけじゃなく運用していく必要があるのだ。

でも、こういったやり取りから、相手の理解度だったり、新たな機能のアイデアが出てくるので、結構大事だと思っている。つまり、ドキュメントをちゃんと運用すると、使ってもらえるし機能のアイデアはもらえる。やるのは億劫なんだけど、メリットはかなりある仕事だ。

あんまり気が進まない仕事はあるけど、効果があるなら是非やっていきたいと思う。実際やり始めれば楽しいことも多いし、割り切ってすぐやるのが吉だと思う。そもそも、仕事はやりたい / やりたくない、じゃなく、高い成果を上げるためにやるのだから、と言い聞かせて明日からも頑張ろう。